ツルハHD、第1四半期の売上高は2,725億円

ツルハホールディングス(北海道)が7月10日に発表した2026年2月期第1四半期決算(連結2025年3月1日~5月31日)は、売上高が2,725億円、営業利益が124億円、経常利益が130億円となった。決算期変更に伴い、前会計年度から9.5ケ月の変則決算となったことで、対象期間が異なる前第1四半期との比較は行わず、2026年2月期の連結業績予想についても公表していない。
グループでは第1四半期、前期までの戦略を引き継ぐかたちで出店精度の改善、調剤およびPB売上の拡大、販促効率の改善、店舗管理情報の高度化など、管理体制の見直しを推進。また、今期第4四半期のウエルシアホールディングスおよびイオンとの経営統合に向け、プロジェクトの発足、人事交流を進めながら、シナジー創出の検討、中期経営計画の策定に取り組んだ。
店舗展開については、既存エリアのさらなるドミナント強化を図るとともに、競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、今期スタート時から31店舗の新規出店と10店舗の閉店を実施。第1四半期末のグループ店舗数は直営店で2,679店舗に拡大した。
売上総利益は824億500万円、売上総利益率は30.2%。販管費は699億3,800万円となり、営業利益で124億6,700万円を計上。また、営業外収益が11億6,200万円、営業外費用が5億7,000万円となり、経常利益は130億5,900万円。特別利益では投資有価証券売却益66億8,200万円を計上し、特別損失では店舗閉鎖損失引当金繰入額7億9,400万円、過年度決算訂正関連費用として2億4,100万円が発生した。





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