オークワ、第1四半期は利益回復

オークワ(和歌山県)が6月27日に発表した2026年2月期第1四半期決算(連結2025年2月21日~5月20日)は、営業収益が前年同期比2.3%増の600億4,400万円、営業利益が5,900万円、経常利益が1億500万円となり、営業利益は前年同期の損失から回復して黒字に転じた。
第1四半期は、従業員一人ひとりが「より良いお店のために」を共通の行動目標と再確認し、多様化する顧客ニーズへの対応など、変化するライフスタイルに合わせた商品・サービスの提供に引き続き取り組み、地域社会への貢献、持続的な成長に向けた競争力と収益力の向上に努めた。
また、重点施策である「業態の再構築」、「店舗の生産性の向上」、「オークワブランドの商品開発拡大」、「マーケティング戦略の構築」、「業務革新によるコスト削減具現化」、「人的資本価値の最大化」、「サステナビリティ経営の深耕」について取り組みを進めた。
連結ベースの売上高は2.2%増の568億2,500万円。売上総利益率は若干改善して27.5%となり、売上総利益は3億8,400万円増の156億2,100万円。営業収入も1億3,300万円増加し、営業総利益が5億1,700万円増の188億4,000万円となったことで、販管費の4億1,900万円増を吸収。前年同期の営業損失3,800万円を9,700万円押し上げ、5,900万円を計上した。
2026年2月期の連結業績については、営業収益で3.5%増の2,590億円、営業利益で58.1%増の21億円、経常利益で45.6%増の21億円と大幅な利益回復を見込んだ。





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