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2月の中国景況感が節目超え=生産改善で2カ月ぶり

時事通信社
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北京のショッピングモール
〔写真説明〕北京のショッピングモール=2024年11月(AFP時事)

 【北京時事】中国国家統計局が1日発表した2月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は50.2だった。前月から1.1ポイント上昇し、2カ月ぶりに景気の拡大・縮小を判断する節目の50を上回った。供給の強さを示す生産が大きく改善した。

 市場では、5日に開幕する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で政府が財政出動などの景気刺激策を拡大するとの見方が広がっている。PMIのうち、生産は52.5と、昨年4月以来10カ月ぶりの高水準。需要の強さを示す新規受注も2カ月ぶりに節目を超えた。 

 ただ、外需関連指数の新規輸出受注は48.6と節目割れのまま。トランプ米政権が対中関税の引き上げに踏み切っており、輸出の先行きに懸念が広がっている。

 同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.4と、前月から0.2ポイント上昇した。

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