エフピコ・デリシア、「ストアtoストア」のトレー回収を拡大、水平リサイクルを促進

エフピコ(東京都)は2月12日、デリシア(長野県)と協働し、長野県内の60店舗で回収された使用済み食品トレーを、新たな食品トレーに再生する「トレーtoトレー」により製造された「エコトレー」「エコAPET」を再び売り場で使用する「ストアtoストア」の水平リサイクルを継続し拡大すると発表した。
デリシア・ユーパレットの各店舗では、地域住民の使用済み食品トレーを店舗の回収ボックスで回収している。2024年3月期には93tの使用済み食品トレーを回収した。
これらはすべてエフピコの資源として活用され、再生されたエコ製品「エコトレー」「エコAPET」を売り場で使用することで抑制できたCO2排出量は、2024年3月期において278tに達した。現在も継続的にCO2排出抑制に取り組んでおり、2025年3月期には300tの達成を見込んでいる。
両社は今後も、地球資源の循環およびCO2排出量の抑制を積極的に行い、地域住民とともに持続可能な社会の実現を目指す。