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PPIH、中間決算は増収・2ケタ増益で絶好調

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ドンキホーテ外観ロゴ

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都)が2月13日に発表した2025年6月期第2四半期決算(連結2024年7月1日~12月31日)は、売上高が前年同期比7.7%増の1兆1,286億円、営業利益が18.9%増の897億円、経常利益が18.1%増の869億円となり、前年に引き続き利益が大きく伸長した。

 中間連結会計期間、国内事業では、関東地方に3店舗、中部地方に1店舗、四国地方に1店舗のドン・キホーテを出店。海外事業については、グアムに1店舗、香港に1店舗、マレーシアに1店舗を出店した。また、国内1店舗、海外1店舗の合計2店舗を退店。中間期末のグループ総店舗数は、国内636店舗、海外112店舗となり、合計748店舗の展開となった。

 国内事業の売上高は7.7%増の9,548億8,900万円、営業利益は18.9%増の870億200万円。免税売上の増加やPB/OEM商品売上高の伸長、季節商品の好調、メディア露出の強化や価格戦略などによって、既存店売上高が5.8%増となり、増収・2ケタ増益を達成した。

 北米事業の売上高は7.5%増の1,302億6,000万円、営業利益は8.8%増の23億3,200万円。円安進行と新規出店コストが発生し、売上高、販管費は増加したが、高収益カテゴリーの売上拡大などで売上総利益が伸長。営業利益の増加につながった。

 アジア事業は、売上高が8.5%増の434億6,500万円、営業利益は115.0%増の4億1,500万円と大きく伸長。店舗数の拡大や円安進行によって、売上高、販管費は増加したが、既存店のコスト削減が奏功。営業利益で大きな伸びを達成した。

 2025年6月期の連結業績については、好調な業績を踏まえ通期業績予想を修正、売上高は前回と変わらず2兆2,200億円(6.0%増)だが、営業利益は前回から50億円増の1,550億円(10.6%増)、経常利益で同154億円増の1,508億円(1.4%増)、純利益で同35億円増の900億円(1.5%増)を見込んでいる。

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