ジュンテンドー、第四半期決算は営業・経常で40%増に迫る増益
ジュンテンドー(島根県)が1月10日に発表した2025年2月期第3四半期決算(非連結2024年3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比1.2%減の342億2,100万円と減収となったが、営業利益が39.7%増の7億3,800万円、経常利益が38.4%増の7億3,000万円となり、利益は大幅に回復した。
第3四半期累計期間は、園芸農業、資材工具関連部門を中心に継続して商品力の強化に取り組んだが、気候変動による季節商品への影響、物価上昇に伴う値上げの影響から一部で買い控えが見られ、客数の減少が続いたことや、不採算店舗の閉店による売上の減少から、前年同期を下回った。
損益面では、値入れの改善によって売上総利益率が前年同期の29.5%から29.9%に0.5ポイント改善。売上総利益が3,700万円増加し、不動産賃貸収入・その他営業収入を加えた営業総利益は2,900万円増加した。一方、販管費は1億8,000万円減少し、営業利益は2億900万円増加、経常利益は2億200万円増加した。
2025年2月期の業績については、営業収益で1.4%増の453億円、営業利益で9.7%増の3億5,000万円、経常利益で5.4%減の3億円、純利益で47.1%減の1億円を見込んでいる。