サンデー、第3四半期決算は減収・利益損失
サンデー(青森県)が1月10日に発表した2025年2月期第3四半期決算(非連結2024年3月1日~11月30日)は、売上高が前年同期比2.2%減の356億3,400万円、営業損失5,500万円、経常損失3,700万円となり、厳しい状況を余儀なくされた。
第3四半期累計期間、物価上昇による消費マインドの低下や気温・天候不順により、DIYやガーデニング、アウトドアなど余暇関連において客数が減少。特に9月~11月において は残暑の影響が大きく、灯油などの燃料をはじめ、石油や電気暖房、庭木や家屋などに関する雪囲い関連商品、防寒作業衣料、こたつ布団や秋冬ラグなどのインテリア関連商品といった、寒さや雪への対策に関連する商品群が低調に推移し、前年を下回った。
これらの商品群は、日用消耗品や加工食品と比較して粗利益率が高いことから、低調に推移したことで全体の粗利益率を押し下げる結果となった。
第3四半期累計期間の売上総利益(粗利益)は3億7,500万円減の113億3,200万円で、売上総利益率は前年の32.1%から31.8%に低下。一方、販管費は2億6,900万円増加して113億8,700万円となったことから、5,500万円の営業損失が発生した。
当決算を踏まえ、2025年2月期の業績予想を修正、売上高は前回予想から18億円減の467億円(1.4%減)、営業損失2億6,000万円(前回予想は営業利益4億円)、経常損失2億3,000万円(前回予想は経常利益4億7000万円)、純損失5億円(前回予想は純利益2億2000万円)を見込んだ。