中国景況感がプラス=てこ入れ効果で2カ月連続―11月

時事通信社
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北京市中心部の通りを歩く人
〔写真説明〕北京市中心部の通りを歩く人=10月18日(EPA時事)

 【北京時事】中国国家統計局が30日発表した11月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は50.3だった。景気の拡大・縮小を判断する節目の50を超えるのは2カ月連続。政府は「景気は総合的に安定・拡大している」(統計局)と先行きに自信を見せた。

 PMIは前月から0.2ポイント上昇した。供給の強さを示す生産は0.4ポイント、需要の強さを示す新規受注は0.8ポイントそれぞれ拡大。政府は9月下旬以降、金融緩和の加速など景気てこ入れ策を段階的に拡充しており、効果が表れたようだ。 

 同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.0と、前月の50.2から低下した。小売りや飲食、宿泊の不振が響いた。

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