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中国物価、0.3%上昇=2カ月連続伸び鈍化―10月

中国北京のスーパーの野菜売り場で買い物する人たち
〔写真説明〕スーパーの野菜売り場で買い物する人たち=7月13日、中国・北京(EPA時事、資料写真)

 【北京時事】中国国家統計局が9日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.3%上昇だった。内需が冷え込む中、伸びは2カ月連続で鈍化。デフレへの懸念は根強いままだ。

 伸びは前月の0.4%から小幅に縮小。CPIへの寄与度が大きい豚肉価格は2.0ポイント鈍化した。一方、価格変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は0.2%と、前月の0.1%から加速した。

 同時に発表された10月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比2.9%低下。前年割れは25カ月連続で、マイナス幅も前月からわずかに広がった。