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北雄ラッキー、中間決算は減収・大幅減益

北雄ラッキー

 北雄ラッキー(北海道)が10月9日に発表した2025年2月期第2四半期決算(非連結2024年3月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比4.3%減の181億4,000万円、営業利益が89.7%減の2,900万円、経常利益が99.9%減の39万円、中間純利益は90.2%減の1,900万円と、大幅な減益となった。

 上期は、既存店売上高が前年同期比0.9%減で推移し、経営資源の最適化のため2店舗を閉店。売上減少につながった。また、顧客の節約志向に対応することを最優先し、原材料上昇に伴う仕入れコスト上昇分のすべてを価格転嫁できなかったことで、営業総利益は51億3,300万円と前年同期比3億2,900万円減少。営業総利益率は28.3%と0.5ポイント悪化した。

 販管費については、減価償却費が6,400万円増加。一方、雑給が4,200万円減少、水道光熱費が3,000万円減少、地代家賃が7,600万円減少し、販管費は前年に比べて7,100万円減少して51億300万円となった。

 また、白老店の営業譲受があったことで計画外の仲介手数料と開店経費が発生し、財務体質改善を目的にシンジケートローンを組成したことで手数料が増加した。いずれも単年度で発生する経費で、下期以降は計画通り進捗する模様。

 2025年2月期の業績については、売上高で1.4%減の374億円、営業利益で2.4%減の4億9,700万円、経常利益で2.9%減の5億2,000万円を見込んでいる。