ツルハHD、第1四半期は売上高・利益とも堅調な伸び

Pocket

ツルハドラッグ
第1四半期末の店舗数は、20店舗を新規出店、30店舗を閉店し、直営店は2,643店舗となった

 ツルハホールディングス(北海道)が9月20日に発表した2025年2月期第1四半期決算(連結2024年5月16日~8月15日)は、売上高が前年同期比5.2%増の2,734億円、営業利益は7.1%増の151億円、経常利益は6.3%増の150億円となり、売上高・利益とも堅調な伸びとなった。

 第1四半期は、店舗戦略では既存エリアのさらなるドミナント強化を図るとともに、競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、出店精度の向上、スクラップ&ビルドや自社建物による出店を推進。第1四半期末の店舗数は、20店舗を新規出店、30店舗を閉店し、直営店は2,643店舗となった。

 また、PB戦略では食品を中心とした商品開発、ストアロイヤリティの改善を行い、DX戦略ではアプリ会員の拡大、MAツール活用による来店促進、BIツールによる経営数値の可視化に取り組んだほか、業績管理面では収益性改善・販売管理費の低減に注力した。

 2025年2月期の連結業績については、5月15日から2月末に決算期を変更。経過期間となることから9.5ヶ月決算となり、増減率は記載せず、金額のみを発表。売上高で8,508億円、営業利益で387億円、経常利益で384億円を見込んだ。

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態