ファミリーマート、「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定
ファミリーマート(東京都)は、誰もが安全で働きやすい環境を目指し、「ファミリーマート カスタマーハラスメントに対する方針」を策定したと9月6日に発表した。
昨今、カスタマーハラスメントが社会問題として認知される中、同社でも一部のお客によるカスタマーハラスメントの事例が確認されている。
今回「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定することで、同社の考えを明確にし、今後もファミリーマートに関わる誰もが安心して働ける環境整備に努め、お客の期待に応えるサービス提供を継続する。
今後、全国約16,300店舗とストアスタッフに対し、カスタマーハラスメントに関する教育や、問題発生時の報告・相談方法の周知を行う。また、お客が快適に買い物できるよう、店内にポスターを掲示し、理解と協力を求める方針だ。
■ファミリーマートカスタマーハラスメントの定義
お客からのクレーム・言動のうち、要求内容の妥当性が認められないもの又はその妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであり、当該手段・態様により、ファミリーマートで働く一人ひとりの就業環境が害されるおそれがあるもの
【該当する行為例】※以下の記載は例示でありこれらに限らず
・身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)や威圧的な言動
・継続的な言動、執拗な言動
・差別的な言動、性的な言動
・個人への攻撃や要求
・個人情報等のSNS/インターネット等への投稿(写真、音声、映像の公開)
・不合理又は過剰なサービスの提供の要求
・正当な理由のない商品交換、金銭補償の要求、謝罪の要求