ローソン、三重県で初の「こども宅食」を実施、9月から鈴鹿市内300世帯に配布

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　ローソン（東京都）は、9月1日より三重県鈴鹿市で、SDGsの「食品ロス削減」と「子どもの貧困解消」を目的とした「こども宅食」を実施する。同社が三重県で「こども宅食」を実施するのは初めてとなる。

　この取り組みでは、物流センターで納品期限を過ぎたが賞味期限内の商品（菓子や即席麺などのプライベートブランド商品や日用品）約15,300個を、「フードバンクすずか」（三重県鈴鹿市）を通じて支援を必要とする鈴鹿市内の300世帯に順次届ける。フードバンクすずかのボランティアとローソン社員が商品受け取りからピッキング、梱包作業までを共同で行う。

　同社はこれまでにも「文京区こども宅食」や「一般社団法人全国フードバンク推進協議会」を通じて未利用食品を寄贈しており、2023年度には約102万個の商品を各地のフードバンクや支援団体に提供した。今後も食品ロス削減や子どもの貧困解消に向けた活動を推進する方針である。