中国景況感が悪化=3カ月連続節目割れ―7月

時事通信社
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北京市中心部の通りを歩く人
〔写真説明〕北京市中心部の通りを歩く人=10月18日(EPA時事)

 【北京時事】中国国家統計局が31日発表した7月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.4と、前月から0.1ポイント悪化した。景気の拡大・縮小を判断する節目の50を下回るのは3カ月連続となる。

 供給の強さを示す生産と、需要の強さを示す新規受注はいずれも前月から悪化し、雇用も48.3と節目割れが続く。不動産不況が景気の重荷となる中、中国共産党は今月開催した重要会議で内需のてこ入れを急ぐ方針を表明。中国人民銀行(中央銀行)は11カ月ぶりの利下げに踏み切った。 

 同時に公表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.2だった。19カ月連続で節目を上回ったものの、前月から0.3ポイント低下。小売業や不動産業が不調で、昨年11月以来8カ月ぶりの低水準となった。

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