ユーロ圏GDP、0.3%増=ドイツ低迷―4~6月期
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)統計局が30日発表した4~6月期のユーロ圏実質GDP(域内総生産)速報値は、季節調整済みで前期比0.3%増となった。主要国の中ではドイツがマイナス成長を記録し、景気回復の遅れが目立った。
EU全体も0.3%増だった。国別ではドイツが0.1%減。前期の0.2%増から悪化し、ロイター通信がまとめた市場予想の0.1%増を下回った。設備投資の低迷が響いたほか、個人消費も振るわなかった。
一方、スペインは0.8%増、フランスは0.3%増、イタリアは0.2%増と、それぞれプラス成長を維持した。