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米GDP、2.8%増に加速=市場予想上回る―4~6月期

米商務省
〔写真説明〕米商務省=ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米商務省が25日発表した4~6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.8%増加した。伸びは前期(1.4%増)から加速、市場予想(2.0%増)を大きく上回った。プラス成長は8四半期連続。個人消費や設備投資が好調だった。

 歴史的な高インフレを抑制するため、連邦準備制度理事会(FRB)は大幅利上げを断行し、政策金利は約23年ぶりの高さとなっている。FRBは金融引き締めで需要を冷まそうとしているが、米景気は引き続き底堅く推移していることが浮き彫りになった。 

 GDPの約7割を占める個人消費は2.3%増(前期は1.5%増)、設備投資は5.2%増(同4.4%増)にそれぞれ加速。一方で住宅投資は1.4%減と、4期ぶりにマイナスとなった。利上げの影響が出ているようだ。

 FRBは30、31両日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、金融政策を協議する。市場では、政策金利を現行の年5.25~5.50%に8会合連続で据え置くとの見方が大勢を占める。

 インフレは鈍化基調にあるが、景気に悪化の兆しは見られず、FRBは利下げを急がない構えだ。    

◇4~6月期の米GDP速報値
国内総生産(GDP)   2.8( 1.4)
個人消費支出       2.3( 1.5)
設備投資         5.2( 4.4)
住宅投資        ▲1.4(16.0)
輸出           2.0( 1.6)
輸入           6.9( 6.1)
政府支出         3.1( 1.8)
国内最終需要       2.7( 2.4)
GDPデフレーター    2.3( 3.1)
PCE          2.6( 3.4)
PCEコア        2.9( 3.7)

(注)増減は前期比年率(%)、▲はマイナスまたは低下、カッコ内は1~3月期