4月のスーパー売上高0.4%増=14カ月連続プラス、値上げ影響
日本チェーンストア協会が23日発表した4月の全国スーパー売上高は総額1兆146億円だった。既存店ベースでは前年同月比0.4%増と、14カ月連続のプラス。食料品の値上げに加え、天候不順で野菜の価格も上がったことで売上高が押し上げられた。
品目別では、全体の7割を占める食料品が1.4%増。衣料品は天候不順などで19.0%減と苦戦した。同協会は全体の販売動向について、節約志向によって「少しずつだが厳しくなっている」と指摘。単価の高い商品では買い控えの動きがあると説明した。
3月末に複数の会員企業の退会があったため、4月の売上総額は前月比で見ると16.9%の大幅減。品目別でも一部に影響が出た。