対中投資、6割減=経済低迷反映か―1~3月期

時事通信社
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中国国旗
〔写真説明〕中国国旗(EPA時事)

 【北京時事】中国国家外為管理局が10日発表した1~3月期の国際収支によると、海外からの直接投資は前年同期比約6割減の103億ドル(約1兆6000億円)だった。経済の低迷を背景に外資が投資を手控えたもようだ。 

 対中直接投資は2022年1~3月期に1072億ドルでピークを迎えた後、23年7~9月期にはマイナスを記録。10~12月期も177億ドルと低水準のままだった。

 中国は不動産不況が響いて景気の冷え込みが長期化。米国とのデカップリング(分離)が進むとの懸念も強い。外資企業からは「今は中国への投資拡大は考えにくい」(日系メーカー)との声が上がっている。

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