対面・マスクなし復活=企業が入社式
新年度入りした1日、企業の入社式が各地で開かれる。コロナ禍が沈静化し、ほとんどの社が対面・マスクなしで実施。激化する人材争奪戦の中で獲得したニューフェースに、各社は即戦力として活躍を期待する。
日立製作所の入社式には、前年度の中途入社組を含む計780人が自由な服装で参加。「多様性を重視し、個性を尊重するマインドを醸成する」(広報)のが狙いという。住友商事の入社式には98人が出席予定。マスク着用を呼び掛けた昨年と異なり、今年は原則ノーマスクの「顔の見える」式典とし、配属先のグループ長が一人ひとりの名前を呼ぶという趣向だ。
日本製鉄の入社式には100人以上の新人が顔をそろえる予定。