中国景況感、4カ月連続節目割れ=不動産不況が圧迫―1月
【北京時事】中国国家統計局が31日発表した1月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.2だった。前月から0.2ポイント改善したものの、4カ月連続で景気の拡大・縮小を判断する節目の50を下回った。長引く不動産不況が景気を圧迫。雇用不安も続く中、需要は低迷し、デフレ懸念も強まっている。
PMIのうち、供給の強さを示す生産は1.1ポイント改善し、8カ月連続で節目を超えた。ただ、雇用は47.6に悪化。需要の強さを示す新規受注も4カ月連続で節目に届かなかった。 同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.7。13カ月連続で節目を上回った。前月からは0.3ポイント上昇した。