ファミリーマート（東京都）は1月22日から、専用のオリジナルロッカー「ファミロッカー」を利用して、佐川急便の再配達時における荷物の受け取りサービスを開始した。
佐川急便のWEBサイト上で再配達手続きを行い、指定のファミリーマート店舗で荷物の受け取りが可能となる。
大手宅配3社（ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便）のサービスを同時に取り扱うのは、コンビニエンスストアとしては初めての試みであり、佐川急便のその他の荷物の発送・受け取りサービスについては、今回の取り組みの検証を通じて検討していく。
「ファミロッカー」とは、ファミリーマート店内に設置されており、メルカリなどのフリマサイトを通じた発送や、AmazonなどのECサイトで購入した商品の受け取りなど、複数の事業者サービスを一度に取り扱う。利用者は、好きな時間・タイミングで、レジなどでの手続きを介することなく、荷物の発送や受け取りができる。今後は、お客のライフスタイル変化や店舗での人手不足対応、物流2024年問題などを踏まえ、利用状況やサービス内容、店舗業務の省力化、宅配業者の業務効率化などを検証し、全国展開を目指すという。