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北雄ラッキー 第3四半期営業利益は84.3%の大幅増

北雄ラッキー

 1月10日に北雄ラッキー(北海道)が発表した2024年2月期第3四半期決算(非連結2023年3月1日~11月30日)は、売上高が前年同期比1.0%増の280億300万円、営業利益は84.3%増と大幅に伸び3億7,500万円となった。

 第3四半期累計期間、①差別化戦略としての6MD商品の強化、②来店頻度向上を目的とする販売力の強化、③マーケティング力強化によるファミリー顧客層の拡大、④ラッキー生鮮・デリカセンターの稼働に伴う商品供給の拡大と体制の確立、⑤ローコスト運営の徹底と業務効率の改善による生産性の向上、⑥財務体質の強化、に重点を置いて営業活動を行った。

 営業総利益は1億4,600万円増加して80億8,700万円。営業総利益率は前年同期より1.8ポイント改善して28.9%となり、販管費は2,500万円減少して77億1,100万円。水道光熱費が4,300万円増えたが、給料・手当が3,300万円、雑給が3,800万円、コロナウイルス感染症の5類移行でグローブなどの使用量が減少して消耗品が3,800万円、賃貸契約の見直しによって地代家賃が2,600万円、それぞれ減少。大幅な営業増益に寄与した。