天満屋ストアの第3四半期は営業利益6.3%減
天満屋ストアが1月5日に発表した2024年2月期第3四半期決算(連結3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比1.7%増の434億6,800万円、営業利益は6.3%減の15億4,800万円で、増収減益となった。
第3四半期連結累計期間は、営業力の強化と収益力の向上に取り組むとともに、危機管理やコンプライアンスの徹底によるコーポレート・ガバナンスの強化に努めたが、小売事業については、営業収益が0.9%減の377億8,600万円、営業利益は9.9%減の13億4,400万円と低迷。残る四半期も継続して、生活防衛意識の高まりへの対応として「スーパーハピープライス」や「セブンプレミアム」の拡充と拡販に取り組んでいく。また、既存店舗の活性化と新規顧客の獲得に向けて、新規ブランドや新規テナントの導入を実施している。
なお、第3四半期連結累計期間の売上総利益は0.9%増の120億300万円、営業総利益は0.5%増の144億200万円と増えたが、販管費が1.4%増の128億5,300万円と膨らみ、営業利益を圧迫した。