アオキスーパー 第3四半期は営業収益マイナスも営業利益は大幅回復
アオキスーパーが1月5日に発表した2024年2月期第3四半期決算(非連結3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比5.4%減の650億6,900万円、営業利益は前年同期の赤字から大幅に回復して14億1,500万円を達成した。
第3四半期累計期間は2店舗を新規オープン。新店では水産部門とデリカ部門の連携を強め、季節や旬に応じた鮮度感のある惣菜売場を展開。太陽光発電設備の設置によるCO2削減など、新たな取り組みを行った。また、全店で毎月、「魚の日・新鮮大漁市」、「青果の日・青果大市」、「肉の日」など、食品スーパーである特色を前面に打ち出す企画を継続して実施した。
売上高は5.4%減の616億3,500万円となったものの、売上総利益は18.5%増の118億8,500万円、営業総利益も11.7%増の153億2,000万円と2ケタの伸びをみせ、さらに販管費が0.35%減となったことから、営業利益は前年同期の2億4,200万円の赤字から大幅黒字に転じた。