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ツルハHD 第2四半期の売上高は5,000億円越え

ツルハドラッグの店舗看板
〔写真説明〕ツルハドラッグの店舗看板(資料)

 ツルハホールディングスが12月19日に発表した2024年5月期第2四半期決算(連結5月16日~11月15日)は、売上高が前年同期比6.5%増の5,157億円、営業利益は9.9%増の271億円と、堅調な増収増益となった。

 第2四半期連結累計期間、店舗戦略では出店精度の向上・改装推進、調剤戦略では併設店の拡大・オンラインを活用した処方箋枚数の確保、PB戦略では新規商品の開発と既存商品の販売促進による売上構成比のアップ、DX戦略では自社決済サービスの導入・顧客データに基づいた販促活用・ITシステム開発などに取り組んだ。

 店舗展開については、既存エリアでのドミナント強化を図るとともに、競争力強化のために不採算店舗の改廃を進め、期首から69店舗の新規出店と1店舗の事業譲受、44店舗の閉店を実施。また、業務管理面では、予実分析機能の強化による収益性改善・販管費の低減に取り組んだ。

 その結果、売上総利益率は前年に比較して0.4ポイント伸長して30.4%、販管費は0.2ポイントアップして売上比25.1%となったが、売上総利益率の改善が販管費の伸びを吸収。9.9%増の営業利益をもたらした。