【シリコンバレー時事】米グーグルは13日、開発者や企業に対し、文章や画像を自動で作る生成AI(人工知能)の最新の基盤技術「ジェミニ」の提供を始めたと発表した。同社のクラウドサービスから利用できる。クラウドを通じた生成AIサービスではマイクロソフト(MS)が先行しており、展開を加速する。
13日展開を始めたのは、ジェミニの3つのモデルの中で最も用途が幅広い「プロ」。企業はAIの開発基盤「バーテックスAI」を通じて、自らの業務に合うように調整できる。
また、文書やメール、テレビ会議などが利用できるサービス、グーグル・ワークスペースにもジェミニを活用する。生成AIで文章や画像の作成を支援できるようにしているが、これを近くジェミニに置き換える。