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PPIH MEGA ドン・キホーテ、アピタなど4 店舗に再生可能エネルギー由来の電力を導入

PPIH、TEPCO、ゼックのロゴ
(PPIHニュースリリースより)

 ディスカウント店「ドン・キホーテ」などを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、東京都)は11月10日、東京電力エナジーパートナー(東電 EP、東京都)とゼック(東京都)の3社で、オフサイトフィジカルコーポレートPPA(電力購入契約)を締結した。

 これにより、同社が運営するMEGAドン・キホーテ、アピタなど計4店舗で利用する電力の一部が再生可能エネルギー由来の電力(再エネ電力)に切り替わる。これは、同社がオフサイトフィジカルコーポレートPPAを初めて活用し、生グリーン電力を調達する取り組みとなる。

 このPPAでは、ゼックが茨城県内の4箇所で新設する太陽光発電所で発電する再エネ電力(生グリーン電力)を、2024年9月以降、東電 EPがMEGA ドン・キホーテ三郷店やアピタ宇都宮店など 4 店舗に供給する。なお、この発電所の総発電容量は約3,650 kWを予定しており、東電EPが多店舗展開している小売業者向けにこのPPAを採用するのは初めての取り組みとなっている。

 このPPAにより、ドン・キホーテなど4店舗の年間電力使用量の約17%に相当する約419万kWhが再エネ電力となり、年間で約1,600トンのCO₂排出削減が期待できる。

 同社は2030年までに国内店舗からのCO₂排出量を50%削減する目標を掲げており、今回のPPAを契機に再エネ電力の活用を拡大させ、グループ全体でCO₂削減に貢献していくとしている。

本 PPA における各社の役割(PPIHニュースリリースより)

■対象施設
・MEGA ドン・キホーテ三郷店(所在地:埼玉県三郷市さつき平、延床面積:約 26,000m²)
・ベニバナウォーク桶川店(所在地:埼玉県桶川市下日出谷東、延床面積:約 72,000m²)
・アピタ宇都宮店(所在地:栃木県宇都宮市江曽島本町、延床面積:約 60,000 m²)
・アピタ長津田店(所在地:神奈川県横浜市緑区長津田みなみ台、延床面積:約 62,000m²)