エイチ・ツー・オー リテイリングが11月2日に発表した2024年3月期第2四半期決算(連結4月1日~9月30日)は、売上高が前年同期比4.6%増の3,185億円、営業利益は788.4%増と大幅に増え99億円となった。
百貨店事業は堅調な国内消費に加え、免税売上高が大きく伸長し、食品事業(イズミヤ・阪急オアシス、関西スーパーマーケット)は点単価の上昇と客数の回復が寄与し、既存店売上が前年を上回って進捗。連結全体で増収となった。
また、百貨店事業の売上高伸長に伴う利益改善に各セグメントの増益も加わり、営業利益、経常利益(276.1%増の107億円)とも、第2四半期連結累計期間として過去最高を記録した。