平和堂が9月28日に発表した2024年2月期第2四半期決算(連結2月21日~8月20日)は、営業収益が前年同期比2.3%増の2,079億6,000万円、営業利益が32.3%増の63億8,600万円となった。
新型コロナウィルス感染症の位置づけが「5類感染症」に移行したことに伴い、外出需要が回復して客数が増加。また、継続的な物価上昇による一品単価の上昇で、営業収益が増加した。
一方、光熱費の使用量削減の取り組みや、燃料調整費が想定額を下回ったことに加え、広告宣伝費の効果的運用や、人件費では生産性改善に努めたことで、販売管理費を抑制することができ、大幅な営業増益につながった。