ファミリーマート 10月より1都3県でコンビニ初の自社ロッカーの実証実験を開始、荷物の出荷と受取が可能に

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ファミロッカーのイメージ
ファミロッカーのイメージ

 ファミリーマート(東京都)は、東京、神奈川、埼玉の1都3県650店舗において、自社運用のスマートロッカー「ファミロッカー」を10月より順次設置し、利用者の利便性向上と店舗の省力化における実証実験を開始する。

 これは、物流2024年問題への対応と個人間取引やEC市場の拡大、コロナ禍の影響で小口荷物の取り扱い増加における、店舗従業員の作業負担、保管場所の問題解決を図るために行われるもので、これにより利用者はマルチコピー機やレジを介さず、いつでも荷物の発送と受取が可能となる。

 また、ヤマト運輸のフリマサイト連携サービスやECサイトでの購入商品の受取、フリマサイトで取引された商品の発送ができる日本郵便のe発送サービスや不在再配達となった書留の受取など、様々なサービスや商品の取扱いが順次可能となる。

 店舗従業員においても、レジでの荷物取り扱い業務の簡略化と保管場所の問題解決が見込まれる。

 同社は今後、「ファミロッカー」に様々な荷物を集約することによる配送効率の向上と店舗業務の削減効果、利用実績を踏まえ、本格展開の検討を進めていくとしている。

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