日本チェーンストア協会が25日発表した6月の全国スーパー売上高は、総額1兆809億円だった。既存店ベースで前年同月比2.1%増と、4カ月連続のプラス。消費者の買い控え傾向が続いているものの、メーカーの値上げにより食料品の店頭価格が上昇したため。
食料品は総菜が引き続き好調で、3.7%増。気温の上昇から、アイスクリームや飲料も売れた。住居関連品は旅行かばんなどが伸び、4.4%増。半面、衣料品は消費者の節約志向が響き、2.0%減だった。 同時に発表した上半期(1~6月)の売上高は6兆5514億円。既存店ベースで1.4%増と、上半期として4年連続のプラスだった。
また、集計に誤りがあったとして、すでに発表した5月の既存店伸び率を1.3%から2.2%へ上方修正した。