サントリーホールディングス(大阪府)は6月19日以降、順次、製品の物流管理システムを刷新する。
サントリーグループでは、年末年始やゴールデンウィーク、夏季などに配送量が大幅に増加する。
それに伴いトラックの現在地などの配送状況を確認する頻度も高まり、その対応は物流企業・ドライバー・同社それぞれの負担となっていた。
今回、同社の物流管理システムに、各物流企業が持つ車両の位置情報を自動でタイムリーに収集・把握する機能を新たに搭載する。
これにより、各トラックの配送状況を即時に把握できるため、物流企業・ドライバーへの問い合わせが不要になる。
物流企業の従業員・ドライバーの問い合わせ対応の時間を、年間で計約6万時間削減できる見込み。
新システムは6月19日から首都圏で導入され、年内に全国での稼働開始を目指す。