「2024年問題」で閣僚会議=輸送効率の向上策検討―政府

時事通信社
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物流 ロジスティック
24年4月以降、トラック運転手の時間外労働の上限規制が適用されるのを踏まえ、輸送効率の向上など対応策を検討する。(i-stock/Milos-Muller)

 政府は31日、物流業界の「2024年問題」に対応するための関係閣僚会議を首相官邸で開いた。24年4月以降、トラック運転手の時間外労働の上限規制が適用されるのを踏まえ、輸送効率の向上など対応策を検討する。

 法改正により24年4月から、トラック運転手の時間外労働は年間960時間までに制限される。1人の運転手が運べる荷物量が減るため、人手不足の深刻化による物流の停滞や、人件費の増加に伴うコスト転嫁などが課題となっている。

 会議では、効率的な輸送方法や物流業界の商慣習の見直しなどが主な論点となる。

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