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楽天西友ネットスーパー、千葉・松戸で新物流センターを稼働 最大規模

楽天モバイル赤羽店に掲げられたロゴマーク
楽天グループは3月28日、西友と共同運営するネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」の専用物流センターを千葉県松戸市で新たに稼働したと発表した。楽天モバイル赤羽店に掲げられたロゴマーク=14日、東京都北区(時事通信社)

 楽天グループは3月28日、西友と共同運営するネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」の専用物流センターを千葉県松戸市で新たに稼働したと発表した。楽天西友ネットスーパーの物流センターでは最大規模となる。

 名称は「楽天 松戸iFC」で、ラサール不動産投資顧問などが開発した大型物流施設の全フロアを賃借した。建物は地上4階建てで、賃借面積は約6万7000㎡。常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で、最大4万〜5万アイテムを保管できる。搬送や保管などの自動化設備を導入、倉庫内の作業効率を大幅に向上させた。

 楽天西友ネットスーパーでは、2022年度第3四半期の流通総額が前年同期比15.2%増、物流センターからの出荷流通総額は32.2%増加するなど、需要が伸びている。松戸iFCの稼働開始に伴って、千葉県柏市の物流センターを閉鎖、松戸iFCに機能を集約することで当日配送枠を拡充し、首都圏での供給能力を強化する。