ローソンは2月1日、調剤薬局を併設する「ローソン荏原町駅前店」(東京都品川区)で、処方薬と食品・日用品をまとめて注文できるサービスを始めた。注文を受けた商品は当日中に届ける。
体調が優れない人や時間がなくて外出できない人は、薬と食品などを一緒に注文して自宅で受け取れるため、利便性が高まる。荏原町駅前店でサービスの利用状況などを確認した上で、調剤薬局を併設する全国約50店への展開を検討する。
利用者は、医療機関を受診した際にローソン荏原町駅前店への処方箋送付を依頼する。同店の薬剤師にビデオ通話で服薬指導を受けた後、必要な商品を注文する。薬剤師は注文を聞きながら店頭の商品をピックアップする。注文できるのは、酒とたばこ、一般用医薬品を除く約2400品。
これまで同店での処方薬の配送は最短で翌日以降だったが、CBcloud(東京都千代田区)が運営する荷主と配送ドライバーのマッチングサービス「PickGo」を活用することで、当日配送が可能になった。配送手数料は税込330円。