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【ココカラファイン】ダイナミックプライシング、広告最適化に取り組む

ココカラファイン
2月12日から 2月28日までの17日間、ココカラファイ ン清澄白河店において、ダイナミックプライシングと広告最適化の実証実験を行う。

 全国にドラッグストア・調剤薬局を展開するココカラファインは、経済産業省が主催する「電子タグを用いた情報共有システムの実験」に参加している。この実験は、メーカー・卸売・小売・家庭などのサプライチェーンの様々なプレイヤーが実験対象商品に貼付された電子タグを読み取り、取得した情報を共有することで、在庫の可視化や食品ロスの削減など社会課題を解決することを目的としている。

 同社は2月12日(火)から 2月28日(木)までの17日間、ココカラファイン清澄白河店(東京都江東区)において、ダイナミックプライシングと広告最適化の実証実験を行う。サプライチェーン全体を効率化する実験に協力するとともに、ICTを活用した作業の効率化、売れ残った食品の廃棄低減にむけた取り組みなどを推進する。

 ダイナミックプライシングの実証実験では、 棚に設置された電子タグのリーダーによって自動的に電子タグを読み取ることで、消費・賞味期限が迫っている商品を特定し、当該商品を購入するとポイント還元を行う旨、LINE実験用アカウントを通じて実験参加者へ通知を行い、食品ロスの削減を目指す。店舗ごとに収集された、顧客が買う商品や時間帯などのデータを活用し、将来的には、需給の変化に応じて価格を上げ下げする「ダイナミックプライシング」などの検討も進める。

 広告最適化の実証実験では、売場で顧客が手に取った商品の電子タグを読み取り、商品棚に設置されたサイネージから当該商品の情報や広告等を流して販促に役立てる。