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PPIH、今期営業利益は22%増の630億円に、ユニー子会社化で上方修正

ドンキ
2019年6月期の連結営業利益が前期比22.2%増の630億円になりそうだと発表

 

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧ドンキホーテホールディングス)は2月5日、2019年6月期の連結営業利益が前期比22.2%増の630億円になりそうだと発表した。期初予想に比べて100億円の上方修正となる。

 1月にユニーを完全子会社化した効果で、売り上げと利益が伸びる。19年6月期の連結売上高予想は期初を3700億円上回る1兆3700億円(前期比45.5%増)となる見通しだ。

 同時に発表した19年6月期第2四半期累計(18年7〜12月)の連結業績は、売上高が前年同期比10.9%増の5134億円、営業利益が2.6%増の300億円だった。既存店売上高は0.6%の微増だったが、ユニーからドン・キホーテとのダブルブネームに業態転換した店舗は、18年3月から19年1月の累計で売上高が前年同期比83%増と大幅に伸びた。

 パンパシHDは今後、19年中に約20店舗、5年以内に約100店舗をダブルネームに業態転換する計画だ。これにより、営業利益が約200億円上積みされると見込む。

 パンパシHDは2月1日付けで、ドンキホーテHDから社名変更した。