【人口推計】18年の自然減は44.8万人で過去最大の減少に、出生数は100万人割れ

2018/12/26 11:51
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人口統計イメージ
日本人の人口は2005年に戦後初めて減少、06年は一旦自然増に転じたが、07年からは12年連続で自然減が続く。

 

 厚生労働省が12月21日に発表した2018年の人口動態統計の年間推計によると、国内で生まれた日本人の赤ちゃんの数(出生数)は92万1000人、死亡数は136万9000人で、出生数から死亡数を引いた自然増減数は44万8000人の減少と過去最大の減少幅となる見通しだ。


 出生数の100万人割れは3年連続、死亡数は3年連続で130万人を超えた。日本人の人口は2005年に戦後初めて減少、06年は一旦自然増に転じたが、07年からは12年連続で自然減が続く。


 出生率(人口1000人当たりの出生数)は7.4で、主要9ヵ国では韓国(7.0)だけが日本を下回る。イギリス(11.9)やスウェーデン(11.9)、アメリカ(11.8)、フランス(11.5)などを大きく下回る。一方、死亡率は11.0でドイツ(11.2)に次いで上から2番目となっている。

 

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