【全国百貨店】6月の売上高は3.1%増、セール前倒し効果などで

2018/07/27 16:10
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 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の6月の売上高は、既存店ベースで前年同月比3.1%増となり、2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。

 夏の在庫一掃セールを前倒しした効果が出たほか、気温上昇で衣料品を中心に夏物需要が高まった。前年より土曜日が1日多かったこともプラス効果となった。

 商品別では、主力の衣料品が4.3%増と7ヵ月ぶりに前年実績を超えた。靴・かばんなど身のまわり品は海外高級ブランドがけん引して6.0%増と6ヵ月連続のプラス。化粧品や美術・宝飾・貴金属などの雑貨も9.5%増、19ヵ月連続のプラスと好調を維持した。一方、食料品は1.5%減と苦戦した。

 インバウンド(訪日外国人客)向けの免税売上高は52.5%増の約281億円と活況だった。

 

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