イオンは4月11日付けでデジタル事業担当を新設した。同日付けで新たに執行役に就任した齊藤岳彦氏(51歳)がデジタル事業担当となった。イオンは同日、米国のEC(インターネット通販)ベンチャー、Boxed(ボックスト、ニューヨーク市)に出資すると発表しており、Boxedとの連携を含めてECなどデジタル事業の強化を齊藤氏が担う。
齊藤氏は1989年信州ジャスコ(現イオン)に入社、イオンリテールのオムニチャネル推進本部長などを経て、2017年3月から取締役執行役員営業推進本部長とイオンドットコム社長を兼務している。
また、イオンはドラッグ・ファーマシー事業担当をヘルス&ウエルネス事業担当に改称、イオンリテールのファーマシー商品部長だった難波廣幸氏(54歳)が同担当に就いた。ヘルス&ウエルネス事業担当の下にはコスメティック事業担当を設置、イオンリテール常務執行役員商品開発本部長だった中島裕子氏(48歳)が就任した。