【外食売上高】17年は3.1%増、3年連続で前年を上回る

2018/01/29 10:00
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 日本フードサービス協会が発表した2017年1~12月の外食売上高(全店ベース)は、前年比3.1%増と3年連続で前年実績を上回った。10月は台風や長雨で伸び悩んだものの、洋風を中心に「ファーストフード」が好調だったほか、前年は伸び率が一服していた「ファミリーレストラン」が焼き肉の好調などで再び拡大傾向となり、「パブレストラン/居酒屋」も下げ止まり傾向が見られた。

 

 主な業態別では、ファーストフードが4.6%増で2年連続のプラス、ファミリーレストラン(1.5%増)、「ディナーレストラン」(4.5%増)、「喫茶」(2.6%増)、「その他」(4.0%増)はいずれも6年連続で前年を上回った。パブレストラン/居酒屋は1.0%減で9年連続のマイナスとなった。

 

 同時に発表した17年12月の外食売上高は、前年同月比3.5%増と16ヵ月連続のプラスだった。客数は1.5%増、客単価は2.0%増で、いずれも店舗数の伸び(0.7%増)を上回った。主な業態別では、ファーストフードが4.2%増、パブレストラン/居酒屋が0.4%増となるなど、全業態がプラスとなった。

 

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