【文具・事務用品市場】17年度は1.0%減の4647億円の見込み

2018/01/11 12:00
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 矢野経済研究所の調べによると、2017年度の国内文具・事務用品市場の規模(メーカー出荷金額ベース)は前年度に比べて1.0%減の4647億円と、3年ぶりの減少となりそうだ。

 

 市場規模の底上げに貢献してきた筆記具の伸びが落ち着くほか、紙製品、事務用品類の縮小などが影響する。主要商品別では、シャープペンシル市場が1.3%減の153億円、万年筆が横ばいの46億5000万円となりそうだ。

 

 16年度の文具・事務用品市場は、ほぼ横ばいの4692億円だった。12年度以降、水性ボールペンなど筆記具のヒット商品が市場拡大をけん引、16年度の筆記具市場は1.8%増の983億円だった。半面、紙製品は0.9%減の1616億円、事務用品は0.1%減の2093億円と縮小した。

 

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