ドラッグストア大手のツルハホールディングスが発表した2017年6~11月期の連結業績は、売上高が6.5%増の3078億円、営業利益が13.4%増の200億円だった。期初予想に比べて売上高は80億円、営業利益は2億円、それぞれ上振れした。
既存店売上高が2.5%増と堅調に推移したほか、61店舗を新設(24店舗を閉鎖)した効果で売上高が伸びた。9月29日付けで杏林堂グループ・ホールディングス(静岡県浜松市)を子会社化したことにより、同社の子会社である杏林堂薬局が運営する78店舗が加わり、店舗数は1870店舗となった。
18年5月期通期の連結業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比4.0%増の6000億円、営業利益は10.5%増の390億円を見込む。業績予想には杏林堂グループの連結効果を含んでいない。