北海道が地盤のドラッグストア、サツドラホールディングス(札幌市)はトヨタ自動車と共同でスマートフォン(スマホ)向けアプリを開発する。サツドラが運営する地域共通ポイントカード「EZOCA(エゾカ)」の会員(9月末時点で約150万人)の属性情報、道内のドラッグストア178店舗(9月末時点)のPOSデータと、トヨタが持つ地図情報などを活用して、移動中の利用者にクーポンやイベント情報を配信する。
アプリ名は「みちくさナビ」で、11月下旬をめどにエゾカ会員向けにベータ版の提供を始める。同アプリは2018年2月をめどにアップデートし、人工知能(AI)を活用した情報提供機能などを盛り込んでいく予定。