イオンモールは9月20日、大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール神戸南」(神戸市)を全面開業する。同SCは総合スーパー「イオンスタイル」を含む1階北側の「マルシェゾーン」を6月30日に先行開業したが、今回はホームファッション、スポーツ、書籍、家電の大型専門店など約130店のテナントがオープンする。診療所や語学教室、フィットネスクラブ、保育園などサービス関連のテナントも充実させた。
同SCは地上3階建てで延床面積は約8万4000平方メートル、総賃貸面積は約3万9000平方メートル。神戸市営地下鉄・中央市場前駅と直結しており、駅反対側には2009年に新設された神戸市中央卸売市場がある。卸売市場から仕入れた食材を使うレストランなど約40店舗の飲食店が出店。フードコートは約800席を用意した。
また、同SC内でアミューズメント施設を運営するナムコは、仮想現実(VR)を体験できる「VRゾーンポータル」を併設する。今年夏、東京・新宿にオープンした「VRゾーンSHINJUKU」の小型店で、今後、国内外で20店舗以上を展開していく計画だ。海外1号店は8月21日、英国ロンドンにオープンした。