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【ツルハHD】今期売上高、6000億円の大台見込む、140店を出店

 ドラッグストア大手のツルハホールディングス(HD、札幌市)は6月20日、2018年5月期の連結売上高が前期比4.0%増の6000億円になる見通しだと発表した。ドラッグストア大手では、ウエルシアHDが17年2月期に初めて売上高6000億円を突破したが、ツルハHDはそれに次ぐ大台到達を見込む。

 新規出店は前期より15店舗多い140店舗を計画する。前期にパッケージデザインの統一などによって視認性を高めたプライベートブランド「エムズワン」「メディズワン」の販売を引き続き強化すると共に、美容と健康に関するカウンセリングサービスを充実させることで客単価の向上を図る。連結営業利益は5.2%増の390億円を予想する。

 同時に発表した17年5月期の連結業績は、売上高が前の期に比べて9.4%増の5770億円、営業利益は18.3%増の370億円だった。既存店売上高は0.7%増とプラスを維持した。客数は0.4%減少したが、客単価が1.1%増えた。期末店舗数は国内が88店舗純増の1755店舗(インターネットショップ1店舗を含む)、海外(タイ)は3店舗純減の19店舗となった。