【サンドラッグ】インバウンド需要鈍化で営業利益は微増、4~9月期

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 ドラッグストア大手のサンドラッグ(東京都府中市)が発表した2016年4?9月期の連結業績は、営業利益が前年同期比1.6%増の164億円だった。前年同期は営業利益が5割近く急伸したが、活況だったインバウンド(訪日外国人)需要が今期に入って鈍化したことで、微増益にとどまった。売上高は5.5%増の2607億円だった。

 主力のドラッグストア事業は既存店売上高が0.3%減と苦戦、経費削減などで営業利益は2.0%増の127億円を確保した。ディスカウントストア事業のダイレックスは、医薬品や食品の販売を強化したことで既存店売上高は3.3%増と好調だったが、営業利益は36億円とほぼ前年並みにとどまった。

 17年3月期の売上高は前期比7.6%増の5420億円、営業利益は8.2%増の357億2000万円と従来予想を据え置いた。

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