バローHDの2017年3月期の連結業績、営業収益は5000億円突破の見通し
バローホールディングス(HD、岐阜県多治見市)の2017年3月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前期比4.5%増の5200億円と5000億円を突破する見通しだ。食品スーパー事業を中心とする企業で売上げ規模が5000億円を上回っているのは、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都千代田区)、ライフコーポレーション(大阪市)、アークス(札幌市)などがある。
バローHDは15年10月に持ち株会社制に移行した。持ち株会社化後初の決算となった16年3月期の連結業績は、営業収益が5.7%増の4974億円、営業利益が11.2%増の166億円だった。主力の食品スーパー事業の営業収益は2.4%増の3292億円、営業利益は1.3%増の98億円だった。既存店売上高は0.2%減とやや苦戦した。
そのほかの事業セグメントの営業利益は、ドラッグストア事業が39.5%増の27億円、ホームセンター事業が21.8%増の24億円と好調だった。
17年3月期の連結営業利益は10.3%増の184億円を見込んでいる。