ローソンは9月28日から、東京都と千葉県、埼玉県の33店舗で買物代行サービスを実験的に導入した。配送マッチング事業を行うCBcloud(CBクラウド、東京都千代田区)と組んで、同サービスを運営する。
CBクラウドの買物代行サービス「PickGo(ピックゴー)ショッピング」のローソン専用版として運用する。ピックゴーショッピングは、CBクラウドに登録している配送ドライバーが、利用者に代わって指定の店舗で商品を購入し、希望の場所まで届けるサービス。
ローソン専用のサービスでは、弁当やおにぎり、パン、菓子、日用品、酒類など約570品目の商品を注文でき、注文した商品が店頭にない場合は、配送ドライバーが代わりの商品を提案する。注文は、専用の注文サイトで行う。
ローソンでは料理宅配サービスの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」や「出前館」などと連携した宅配サービスを約3500店舗で実施しているが、これらの宅配サービス経由で注文を受けた商品は、ローソンの店舗スタッフが用意して配送スタッフに渡す必要がある。ピックゴーショッピングでは、配送ドライバーが買物を代行するので、店舗スタッフは商品を用意する必要がなく、加盟店側の負担は少ない。