ユニーグループ・ホールディングス(GHD、愛知県稲沢市)は4月1日、2016年2月期の連結営業利益が前期比10.2%増の223億円になったようだと発表した。
同社は昨年10月、営業利益予想を25億円引き下げて210億円としたが、それを13億円上回った。主要事業会社のユニーとサークルKサンクスにおける経費削減効果が出た。
売上高に当たる営業収益はコンビニエンスストア事業で連結子会社が2社増えた効果で従来予想を44億円上回り、前期比1.9%増の1兆387億円となった。営業収益についても昨年10月時点で通期予想を21億円引き下げていたが、下方修正前の期初予想を上回る結果となった。
一方、中国での総合小売事業やサークルKサンクスののれんなどで計183億円の減損損失を計上した影響で、純利益は29億円の赤字(前期は24億円の赤字)となったようだ。従来は15億円の黒字を見込んでいたが、一転して赤字となった。